マラソン2時間40分と全国制覇の旅

北海道マラソン2013

札幌の街中を気持ちよく走れるフルマラソン中心の市民大会。

もともと親孝行を兼ねて、同じ趣味のランニングをしようと思って始めたことだったので、

--フルマラソン、走り始めた

と親に伝えていてしばらくしてのころ、電話が。

--北海道マラソンに登録しといたから

といわうわけで家族で参加した初大会。
もともとは制限時間4時間、国際大会で夏に日本人が活躍できるための強化を目的とした大会だったときくが、 これも市民大会としてリニューアルした効果なのか、非常に気軽なものであるがともあれ、10年ぶりに札幌に行く機会をもらった心地で現地へ赴く。

走る前はコース図を見て前半のぼりか、と思っていたものの、 実際コースを見るとほとんど上っているように見えなかったため、気にしないことに。

当日は天候やや不安定ながら、暑くなりすぎず悪くないコンディション。 北海道入りする前から、足も左股関節部に違和感が出てきていたので、 無理せず、楽せずの1kmあたり4分ペースでいって、 調子がよければそのままいこう、と思い、いざレースへ。

現地ではいまかいまかとスタートを待つランナーが道路を占拠し、スタート地点で座って待っている。 10000万人以上も同じ道を走るのだから、同じブロック内でも前のほうでスタートするために皆必死だなぁと。
Bスタートだったので、スタートはゆっくり進むものの、まもなく自分のペースに走れるようになってくる。 これまで参加した古河はなももマラソンや掛川新茶マラソンに比べ、ストレスなし。やっぱり前方でのスタートはよいですね。
バラけてきてからは平坦なので、スピードに乗る。

給水地点のたびに水分補給と、足に水をぶっかける。股関節もそんなに悪くなさそう、多少坂が合ったほうが前を終えるのに位の気持ちでリラックスして走る。 気持ちよくAスタートの人たちを抜きながら走っていると、女子の招待選手ががんばっている。

堂々と女性のお尻を追っかけて走ることができるからマラソンをしている、という人がたまにいる。 中規模な市民大会だと1km4分切って走る人ほとんどいないので、 女性のお尻を追っかけて走るのはむしろ憧れだったため、 とりあえずストーカーと思われずに女性についていくチャンス!とばかり追いかけることに(笑)

ハーフを1時間21分台で通過。

スタートのロスと混雑を考えると思ったより早く走ってるな、 と思い若干スピードを落としながら景色を楽しみながら走ろうと思うも、 そこから先は、ずっと同じような景色が続く。。

やっと折り返しかと思い、折り返してからも当然同じコースなのでやはり同じ景色。 走る前に、弟にもらったザバスをのみつつ、沿道の声援をききながら気を紛らわす。 (もう一個もらっていたが、安全ピンをチューブにぶっさしてしまい、一個はレース前になぜか飲んでます) 10年ぶりに訪れたはずの町並みがなぜか恋しくなる(笑)

折り返し前の母とすれ違い、声をかけてもらいつつ、まただれてきた頃に今度は父に声をかけられ、 とりあえず走らねばと。

やっと町に戻ってきた、と思ってきたときには急に疲れが。 もはや女性のお尻どころではない。 スピードをおとしたことと、距離による壁もあるが、 それでも35km地点ではトータルでキロ4分ほどのペース。4分15~20秒くらいでは走れているし、それくらいの維持は問題なさそう。

--サブスリーは楽勝かな。

と思っていた矢先、そこから3kmくらい進んだところだろうか、まったく体が動かなくなる。 すごい速さで女子の招待選手が走り抜けていく。 どうしたんだろう、と思っているとやがて眠くなる。

--ん!? 走っているのに、眠い、眠いぞ、これは。

走るのを止めて、その辺の道に転がって寝たい。 さすがにここまでくると疲れだけじゃないと気づき、いったん歩るこう、 給水地点でスポーツドリンクを2杯、3杯ともらい、歩き続けると、 今度はゲリラ豪雨に。ただ今の私にはそんなの関係ない、 それでも眠い!!

『あともう少し、ファイト』と私の肩をたたき、ランナーが走りすぎていく。
『まだ3時間切れるよ!』と沿道の人が応援をくれる。
もう再び走り始めることもできず、 朦朧とする意識の中、とぼとぼ歩いてゴール。

懸念していた股関節もひどくならず、足も故障らしい故障も発生せず、ゴールしたわりには 異常にしんどかった。

そういえばエイドのバナナも発見できていなかった、と後々気づき、 おそらくハンガーノックだったのだろう、というのが自分の中での結論。 走る前にチューブ漏れに自らしてしまったザバスがあれば、と後悔。

良くも悪くもマラソンの恐ろしさを知ったレースでした。


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